姫路の小林鍼灸院のブログになります。当院は土日診療しております。火曜日と祝日が休診日になります。
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エンドルフィン (endorphin)とは何でしょうか?
エンドルフィン (endorphin) は、脳内で機能する神経伝達物質のひとつであります。
内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示します。
特に、脳内の報酬系に多く分布します。
内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられています。
そのため脳内麻薬と呼ばれることもあります。
マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用「ランナーズハイ」は、エンドルフィンの分泌によるものとの説があります。
2人以上で走ると効果が高い。
β-エンドルフィンには鎮痛作用があります。
鍼灸治療をした時にエンドルフィンがでると言われています。
※画像と本文は関連性はありません。【6月の花】花の名前【菖蒲】
鍼灸治療の有効性【抗がん剤や放射線による免疫力の低下に】
1)免疫力の向上
鍼灸治療では、“心身の変調を整えて自然治癒力、免疫力を高めて病気に対応する”という方法をとります。
特に、自律神経の変調を整える作用があるとともに、免疫力を向上させる働きがあることがわかっています。
2)QOL(生活の質)の改善
鍼灸治療を行うと、血行が改善するなど全身的に作用するので、食欲がでたり、睡眠状態や便通も良くなったり、足腰肩のこりや痛み等が改善したりというようにQOLが高まると言われています。QOLが向上すれば、免疫力向上にも繋がりますし、苦痛も減らすことができます。
3)副作用の軽減
病院などで鍼灸治療を行う場合にはまず西洋医学の治療が優先されますが、西洋医学の及ばない範囲の病態や抗がん剤による副作用の軽減などに対して、鍼灸治療による効果が求められています。
抗がん剤や放射線治療でしばしば起きる浮腫(むくみ)の副作用を鍼治療で軽減できます。
西洋医学の治療による副作用が軽減できれば、QOLも向上し元気にもなり、抗がん剤や放射線による免疫力の低下に対しても、極力影響を抑える可能性も高くなります。
お灸にもぐさを使うわけとは
もぐさの成分
もぐさの有効成分はチネオール、ツヨンといった精油成分と様々なタール成分に分けられます。
タール成分のうちメタノール分画中には皮膚脂肪質過酸化抑制作用(発ガンを抑制したり治療を早める作用)を認め、プロパノール分画中のカフェタンニンが示す抗酸化作用の有効性なども分かってきました。
やけどと灸痕のちがい
火傷と比較すると、灸痕は治癒しやすく、皮膚がんの報告がありません。
もぐさに含まれるカフェタンニン成分が、皮膚の損傷を最小限にし、灸熱刺激を有益なものにしているのではないかと考えられています。
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